派遣OL 40代! 10年目にして想う

なしくずしに10年が経ってしまった派遣OLのあれこれ。派遣という働き方

愛か、でなければ、それに似たもの

 

どーも。

愛と感謝に満たされている派遣OLです。

 

あ、でも

男女の愛は皆無(^^;

親子愛やら家族愛やら

友情やらです。

 

不思議なことに

愛が、ふんだんに

生活の随所にちりばめられていて

なんだか素敵な毎日です。

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が、男女の愛は・・・

そのうち推しでも

見つけます!

(謎の決意!と若干の自爆)

 

ところで、かつての思春期

 

我ながら変な子供でしたが

13歳くらいから15歳くらいまで

森瑤子さんという作家の方が好きでした。

 

森瑤子さんは

すでに鬼籍に入られていますが

『情事』などで知られる

80年代~90年代に活躍した作家の方です。

 


情事 (集英社文庫)森瑤子

 

本の内容はかなり大人な恋愛模様が主で

恋愛なんて知らん;

という時代の私からすると

好きになる要素がどこにあったのか

謎ですが

読ませるタイプの文章に

やられたんですよね。

 

彼女は私がまだ少女の内に

亡くなってしまったのですが

結構、ずっと好きでした。

 

一言でも記憶に残れば成功というらしい

 

本を読んだり

映画を見たり

その結果、一言でも心に残れば

それは発信者側も受信者側も成功

というらしいですよ。

 

例えば・・・

『みんな違ってみんないい』

『春はあけぼの』

『人は見た目が9割』

『2位じゃダメなんでしょうか?』

『オレのものはオレのもの、

 お前のものはオレのもの』

みたいな感じ。

 

発信者を作家に限定しなかったですが

どれも最上のパワーワード

多くの日本人の記憶に

残ってると思います。

 

そして

そこまでではなくても

個人が大切にしている

座右の銘

心に残る言葉ってあります。

 

ということで

本日のタイトルの言葉です。

 

愛か、でなければ、それに似たもの

 

私は、この言葉に

思春期に心を射貫かれました。

 

愛か、でなければ、それに似たもの

 

これは短編集の中で

森瑤子さんが主人公に語らせた言葉です。

 

男「何が欲しかった?何を期待していた?」

女「愛か、でなければ、それに似たもの」

 

悲恋というか破壊された恋というか

そんなつらい場面で発せられた言葉でしたが

その渇望は

思春期の私の渇望でした。

 

だからこそ響いたのです。

欲しいのは

愛か、でなければそれに似たもの。

 

しかしながら

今、私が当時の私に言えることは

『本を捨てて街に出ろ』(by寺山修司

ってことですよね。

 

このませたガキめ!?

そのアダルティな本を読むのをやめて

健全な恋愛活動をしろっ。

と言いたいです。

こんな14歳ヤダ;;

 

まぁそれはともかくとしまして

結構、私はこの言葉を

いろんな場面で心によみがえらせながら

生きてきたように思います。

 

そう、私がほしいのは

ずっと、ずっと

愛か、でなければ、それに似たもの

だったのです。

 

意外や意外、青い鳥現象ですよ

 

では

かつての少女はその後どうなったのか。

 

親友を作ったり

家族と仲違いしたり

恋をしたり

別れたり

結婚したり

別れたり

家族と仲直りしたり

しました。

 

私が欲しいのは

愛か、それに似たもの。

その渇望は

やはりずっと共にありました。

 

紆余曲折を経て

冒頭に戻ると

男女の愛はないけれど

今は、愛に囲まれています。

 

そして今更ながら

愛も

それに似たものも

ずっと側に

あったんだと気付きました。

 

メーテルリンク

『青い鳥』のように

隣の部屋に居たんですよね。

 

ずっと近くにあったのに

気付かなかったり

自分から勝手に

遠ざかってたり

してたみたいです。

 

まとめ

 

長くなりましたが

今日は

小説中のパワーワード

愛について

考えてみた、でした。

 

たまには

少し真面目に

内面と向き合うのも

悪くないですね。

 

ではノシ

 

皆様にも

たくさんの愛が

降り注ぎますように。

 

ひららん♪