どーも。
経理事務というカテゴリで働く派遣OLです。
突然ですが
皆さんは小切手(こぎって)
って知っていますか?
切手じゃないよ、小切手だよ!
ということで
今日は派遣OLは見た!シリーズ
小切手(こぎって)について
簡単にご紹介してみたいと思います。
目次
そもそも小切手(こぎって)って何?
一般的に馴染みのある「切手」は
郵便切手だと思いますが
小切手は、それとは別物です。
(多分、語源は一緒だけれども)
銀行が発行する小切手帳に
金額と日付などを書き入れて
振り出す*1ことで
その金額の現金と同じものですよ~
とするものです。
イメージとしては
お札くらいの大きさの
少し厚めの高級そうな紙です。
小切手を受けとった人は
それを銀行にもって行くことで
現金化できます。
持ち運びを容易にされた
多額の現金、だと思ってください。
約束手形とも似ていますが
違いは期日と宛先がないことです。
小切手はチェックとも言う
小切手は、外国では
チェック、と言います。
レストランとかで
お勘定をして!計算をして!
のタイミングで「チェック!」
ということからもわかるように
外国での小切手は
支払い方法として一般的です。
でした?かも。
最近は電子マネー全盛ですからね。
そして
多分、一般の日本人が
一番馴染みが深い小切手があります。
それはトラベラーズチェック!
一時的に使える
銀行とかで出してくれる
金額が決まっていて
あらかじめ1か所にサインしておいて
使うときに日付とサインして切り取る
旅行者向けの小切手です。
現金の代わりとして支払いに使える
とはいえ今でも外国では
個人でも会社でも
小切手帳をもっている方が結構います。
年配の方にはなじみ深いものらしく
例えば
アメリカのコロナの給付金は
小切手の郵送で払われましたし
昔の
「太陽がいっぱい」という映画では
アランドロンさんが
サインを偽造して
悪いことに使ってました。
ただ現在では、もう外国でも
一般のお店とかでは
使えないところも多いと思います。
電子マネーやカードが主ですものね。
ましてや日本だと
限られてしまいます。
多分、見たことない人も多いはず。
とってもまれに起こる不動産の売買とか
美術品の売買を
個人でやる時とか
会社間の支払いに使う、とかですかね。
あとは、
企業と銀行の支払いのやりとりに
WEBでできない時に
預金を引き出すことなく
やる場合でしょうか。
あ、そうそう。
あとは資金移動ですね。
これは個人も会社も使うと思います。
銀行間の資金移動とかに使ったり
証券会社口座と銀行口座間の移動に
使ったりします。
小切手こそ大字(だいじ)
日本で小切手を切る(振り出す)場合には
個人であれ企業であれ
銀行に当座預金口座を持っている
ということが必要です。
当座預金を持っている銀行から
小切手帳を買って(数千円)
50枚綴りのそれを
使う度に、書いて(押印して)
ミシン目で切り取って
使っていきます。
この切り取った瞬間に
現金等価物となるのです。
それまでは冊子、つまり紙です。
金額を自由に書き入れられるので
いろいろされることを避けるために
大字などをつかって書きます。
この金額はねー。
それはもう、いくらでも書けます。
口座に入っているなら
その全てを書くこともできます。
私はその金額の怖さもさることながら
さっきまで紙だったものが
イキナリ多額の現金になる!
という瞬間が、
なんというか恐ろしいというか
畏敬の念を抱くというか
不思議な感情を覚えてしまいます。
派遣は基本的に
現金やそれに類するものには触れない
という決まりなので
見ることができたとしても
触れませんが
小心者の私には
それくらいが、ちょうど良いかもしれません。
まとめ
経理といえども
なかなか目にすることがないのが
この小切手です。
経理系の職種の中でも
財務と言われる職種の方か
社長とかしか見ない
・・・のじゃないかな。
長年経理にいても
目撃するのはレアです。
まだ約束手形のほうが
見る気がします。
ということで
今日は単なる説明文書
になってしまいましたが
派遣OLは見た!
こんな物もまだ
流通しているよ!!
というご紹介でした。
小切手・・・現役ですよ?
どこの企業も一応、持ってます。
そして
むしろ電子マネー導入が
遅れております。
では!
へーと思っていただけると幸いです。
ひららん ♪
爆裂・妄想編へ続く!
*1:振り出す:押印かサインして台紙から切り離す