どーも。
経理系の事務をやっている派遣OLです。
突然ですが
皆様、手形(てがた)って知っていますか?
一般的には
もう、あんまり知らないと思います。
聞いたことはある、聞いたこともない
そんな感じではないでしょうか。
経理をやる人なら
まぁ、知っていると思うのですが
その「知っている」の程度にも
結構、差がある、そんな現金等価物です。
手形(てがた)と触れ合わない経理
手形(約束手形)は
てがた、おてがた、やくそくてがた、ヤクテ
とも言いますが
企業が発行する(振り出す)
数ヶ月先に
現金と変えることができる
券(厚めの紙で紙幣よりも少し大きい証書)
です。
小切手に似ています。
(あるいはコンサートチケットに
形が似ています)
それをもらった人や企業は
銀行の窓口に持っていくことによって
現金に換えることができる物です。
もはや現代では消えゆく謎の物
かと思うのですが
経理の世界では、まだまだ現役です。
でも、経理をやっていても
現物を目にすることや
触れ合う機会はなかなかありません。
経理の中でも
帳簿とにらめっこ!
とか
予算とにらめっこ!
とか
税金とにらめっこ!
という人は、目にすることがありません。
経理の中でも出納担当と言われる人
回収担当か支払い担当が
手形と唯一触れ合う部署です。
なので経理でも
実物を見たことない人は
結構います。
若手に多い見たことない人・知識はある
経理をやっている人は大抵
みんな知識はありますし
<見本>は見たことあります。
社員さんも
簿記の資格をとる課程や
新人教育の過程で
仕訳(帳簿の書き方)や
現金化の方法を学びます。
でも、現物と触れ合うことは
ない。
そして会社によりますが
出納チームや財務グループが
一般的な経理とは別の場所にある
ということも多いです。
なので、経理になっても
現物を見たことない
どうやって処理しているのか
想像もできない若手社員
というのは結構いるのです。
あるある?あってはいけないが迷子郵便
ところで、手形の受け渡し方法
って知っていますか?
歴史をひもとくと
手渡し前提の物として
手形はできたのですが
今は「郵送」が一般的です。
支払い手形は、発送するし
受け取り手形は、送付されてきます。
書留とかで。
そして、たまにあるのですが
大企業は、大企業すぎて
「経理部 御中」
の宛先だと、どこのチーム宛か
わからないことがあるんです。
だから、起こってしまうのが
迷子郵便!
なんだろーと無邪気に開けた郵便物。
内容物はお手形!?
みたいな。
書留でその会社には届いているので
最悪、紛失とかはないのですが
間違って届けられた
経理部ではあるものの担当ではない課で
封筒が開けられてしまうことがあります。
(外側の袋には手形とは書いていないので)
・・・開けてしまうこともあります。
私のような派遣社員が。
社内で誤って受け取った重要物は・・・
誤って開けてしまった郵便物。
即座に手渡しで
担当部署の担当者に渡しに行きます。
基本は手渡しです。
できるなら、開けないほうがいいけれど
開けてしまったなら
渡す前と後で触った者が分かるようには
しておきます。
ホントは社員同士での受け渡しが基本だけど
経理の人は慣れもあるので
派遣が持って行って
「間違い郵便でこちらに来ました」
とか言いながら渡しても、大丈夫です。
しかし、たまに、その前に
「おっ」とか言って
寄ってくる若手がいるんですよねー。
見たことないからだと思いますが
気軽に「見たい見たい!」みたいな。
いいですけどね、
それ、単なる、コンサートチケット的な大きさの
ぴらっとした紙だけど
何百万とあるお金だからね。
まぁ、それを現金化するのは
めっちゃ大変だとは思うけど
あなた、今、100万円の札束5個分とかを
ぴらっぴらっさせてしまってますからっ!
まとめ
だれか、あの若者を止めろっ!
と私なんかは思ってしまいますが
大企業の経理の人は
慣れもあるので、別に何も言いません。
あの子、はしゃいでいるので
少し注意しときますね、
くらいです。
オフィスエリアではしゃぐことの方が
気になる・・・みたいな。
私なんかはノミの心臓なので
早く、担当社員の人に渡したい!
責任と金額が重すぎる!
とか思ってしまいます。
何なら、扱いたくないです。
って言うか、
派遣の現金等価物の取り扱い業務は
原則禁止なんですよー。
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