どーも。
たまにフッと昔を懐かしむ派遣OLです。
最近の東京は
気温が高く
風が強く吹くことが多いです。
特に今の勤務地は
ビル風がすごいかも。
会社を出た瞬間から
びょわーっと吹きます。
うっかり家に電話とかすると
子供に「何いってるのか聞こえない」
って言われるくらいの強風です。
この風が
体感で
私の郷愁を誘うんですよねぇ。
高台の我が家・今や実家
えっと私の実家。
なんかやたらと風が
強く吹くのですよ。
とくに春。
黄砂と花粉を運んで
海峡の街の山から狭い平地を経て
外国籍の貨物船が行き交う海峡に
2月くらいから6月頭くらいまで
吹き下ろします。
大部分は地形のせいかな、と。
山
坂
わずかな平地
国道
線路
海岸
海
みたいな要素が
2～3㎞幅くらいのところに
ぎゅっと詰まっているのです。
そしてこの時期
1日干した洗濯物は
砂なのか花粉なのか
ザラザラ。
眺めはいいんですけどねぇ
100万人都市は昔のこと
そして
私の実家が所属している
地方自治体は
かつては100万人の人口があった
百万都市でした。
今や公式には95万人くらいかな。
でも、実感としては80万人くらいの印象。
主要駅でさえ
人があまりいなくて閑散とした感じ。
昔は華やかなイメージもありましたが
八幡製鉄所の衰退と共に
「鉄冷え」と地元で言われる
不況期に入り
そこから復活できないまま
今に至ります。
成人式が荒れる街
ヤクザな街なのか
ヤクザの街なのか・・・
ロックが育つ街です。
全国的には
荒れる成人式の街として有名。
・・・じつは、
あの派手派手な特攻服とか
成人式の羽織とかにある刺繍。
ヤンチャなお兄さんの
着ている服(晴れ着？)
オーダーって知っていますか？
そう、
昇ったり下ったりする龍の刺繍とか
ちゃんと職人がいるんですよ。
横浜のスカジャンとかを考えると
同じような職人が
横浜にも
多分、神戸とかにもいらっしゃる
と思いますが・・・
我が地元にも
刺繍職人が
なかなかの腕で存在しています。
そして私の若かりし頃は
その8割くらいのシェアを
とある商店街の
1つの店が担っていて
ご老人が2・3人で
経営されていました。
口コミで
やんちゃなお兄さんお姉さんに
伝わっていて
皆がそこに持っていくから
やんちゃでない私たちも
その店の存在は知っていました。
当時は後継者もいなくて
どうなるのかと思っていたけれど
あれから40年。
今でもあの刺繍があるってことは
サブカル文化と
職人の腕は
無事に受け継がれたみたいです。
しかし新しい風も
そして元々の故郷の
地場産業は
ZENRINとTOTO。
落ち着いた企業ですよね。
なんか最近は
IT系の企業の誘致も始めたらしく
Yahoo!のセンターが出来たりも
しているらしいです。
だけでなく
気がついたら
サッカーチーム
居ました！
ギラバンツ J2 です。
あとは港と空港を利用して
物流の拠点化を睨んだり
文化拠点としても
色々と力を入れていたりもします。
（北九州ビエンナーレとか）
大正レトロを謳って
古い建物を観光産業化できないか
ってやってみたり
海猿の映画ロケを工場地帯でやったり
いろいろ、とりくんでいます。
玉石混合なんですよ。
清濁表裏一体みたいな。
うーん。
手当たり次第な感じもします。
だから私の故郷を想う気持ちも
ちょっと複雑です。
美化されたり
現実を見たり
色々混じってるんですよねぇ。
まとめ
望郷の念なんて
本人以外は
あまり需要がない
と思いますが
実家がある限りは
切っても切れない感じ。
気取っていると
たまに古い友人から
「お前はどこのもんなんか？」
と聞かれたりして
ひいい
その言葉が愛に溢れている
と気付くくらいには
地元の人ですっ
と思います。
ホント語調と内容だけなら
ほぼ怖い世界の人の言葉ですが
「地元心を思い出してね」
「地元を忘れないでね」
という意味のあったかい言葉なんですよ。
・・・お分かりいただけるでしょうか。
海峡を進む船の汽笛とか
なつかしいです。
そろそろ
ふるさと納税、考えようかな
とか思ったりしています。
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